2013年4月18日木曜日

京都市右京区にある愛宕山に登ってきました。

京都市右京区にある愛宕山に登ってきました。 標高942メートルですが、頂上には、火伏の神様で有名な、愛宕神社があります。
1582年5月、明智光秀は戦勝祈願のため愛宕神社に参拝し、「時は今 雨が下しる 五月哉」の歌を詠み、本能寺に宿泊している織田信長を討ちました。

神社ではありますが、参拝まで、階段に続く階段で、往復5時間を要す、大変厳しい道のりです
京都外国語大学の友人は、体育の出席が足りず、補講で愛宕山登山を行い、無事単位を修得した程ですから、それなりの大きな負荷がかかります。

私は、若い頃から、身体と精神を鍛える為、愛宕山に登ってきました。
お盆休みなんかは、毎日、登っていたこともありました。
ところが、ここ8年間、一度も足が向いていません。

今日は、来月に迫った断食を前に、今の自分の精神力と体力が、どの程度残っているのか確認したいとおもいます。



愛宕山には、名勝清滝から登ります。足がつらないように屈伸します。
お助け水と呼ばれる湧き水で。喉を潤します。
杉が雷?で焦げています。
頂上までの残りが判る標識が有難いです。
階段が・・・・。

またまた階段が続きます。正に階段地獄・・・・。

二十五丁目、丁度半分のところの山小屋で休憩します。


そしてまた、階段・・・。
「人生とは 重き荷を背負うて坂道を行くがごとし」by徳川家康
三十丁目の山小屋です。落書きが多いのが、残念ですね。
天狗が住むという大杉です。
少し、平坦な道が出てきました。助かった~!
京都市内が一望できます。
山小屋がある度に、休憩します。しかし、この建築位置は、絶好の場所にありますね。
昔は、お茶屋で、団子なんかを売っていたそうです。














山小屋の床には、蟻地獄が・・・・。なんか象徴的です。








また、階段。









そして、山小屋。









7月31日~8月1日は、千日詣です。














そして、また登ります。













おい、この階段、殺す気か!













門が見えてきました。黒門です。













おい!








おいおい!


















おいおいおい!



























遂に来ました!愛宕神社本殿です。

「エイドリアーン!やったぞ~!」と叫ぶ

ロッキー・バルボアの気持ちが良く判ります。

樒を買いました。愛宕山は、神仏習合の信仰なので、
榊じゃないんですね。

本殿参拝。
愛宕大権現は、困難に耐え切った者だけをやさしく迎えてくれるような気がします。

月輪寺コースから、帰ります。
愛宕山登山コースの時間目安です。但し、時間は下山の折なので、ご注意下さい。

空也の滝。月輪寺コースのハイライトです。
明日は、ひどい筋肉痛でしょう。でも、若い頃の様には動かない身体でも、ゆっくりと歩みを止めず、最後までやり遂げた満足感で一杯です。

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