2013年8月6日火曜日

煙草の自動販売機 エコーとわかば

ガソリンスタンドで休憩している時に、ふと見た煙草の自動販売機で、懐かしい銘柄の煙草を見つけました。

「エコー」と「わかば」。

今から40年位前の子供の頃、父母の実家に遊びに行くと、祖父や叔父が火鉢を囲んで、「エコー」や「わかば」を吸っていました。今でもパッケージは変わらないんですね。

若い方はご存知の無い銘柄でしょうね。

2013年5月28日火曜日

断食道場退所後70日後

断食道場を対処して、概ね70日を経ました。

体重は、その後あまり変わりません。
リバウンドはありませんが、減少も無いままです。

最近、痩せたねぇ!という言葉をやたら投げかけられます。
どうも、断食で体重を落とした後、しばらく経ってから、身体が細くなっていくような感じがします。
ズボンもどんどんゴソゴソになっていきます。

先日、病院で血液検査をしました。全ての数値が見事に正常範囲に収まっています。
「俺、すごいやん!」とほくそえんでいたら、背中にヘルペスが出てきました。そう、帯状疱疹というヤツです。
病院で薬をもらったら、一週間で7200円!ファムビルという飲み薬なんですが、かなり強そうな抗生物質です。ここ2ヶ月、仕事キツかったからなぁ!

2013年5月27日月曜日

断食道場退所後の様子

断食道場を退所して、約40日が経過いたしました。


体重ですが、退所後、少し増加した後、また痩せ始め、現在は、最終日より1キロ減といったところで、昨年以来、23キロ減少しました。履歴書の自己PR欄に書ける位のダイエッターになれました。

仕事は非常に忙しくしておりますが、昨年の経験もあり、うまく折り合いが付いている感じもします。

あまり身体に余力が無いのか、怒ることをしません。というより、テクニックでトラブルを事前に回避することを覚えたように思います。これも断食の効果でしょうか。
周囲の人からは、「痩せたねぇ。どうしたの?」と盛んに聞かれます。「あんたがイジメルからや!」 と笑っています。

2013年5月23日木曜日

断食道場7日目 回復断食 静養院断食療養所 奈良 生駒 信貴山 生駒聖天宝山寺 回復断食4日目


平成22年8月18日(水) 断食道場7日目、を迎えました。

長かった断食道場生活も今日で満願です。
朝食前の計量を行います。昨日より、0.3グラム、入門以来4.9キロの減量となりました。鏡の前で身体をチェックしますが、若干ながら顎回りがすっきりした感じがします。

昨年は、この時点で6.5キロ落ちたので、本断食を1日増やした今年は、もう少し落ちても良いさそうなものですが、もともとの目標は、退所後の継続的減量と合わせて、10キロ落とすことなのでまずまずと納得しています。朝食が運ばれて来ます。一品増えて、ゆで卵が付いています。お粥も七部粥なので、ほとんど普通のご飯と変わりません。


日課の生駒昇天宝山寺へのお参りですが、今日は、きちんと運動靴を履いて、出かけます。宝山寺と合わせて、そのまま生駒山頂まで登るためです。生駒山へのハイキングコースは、宝山寺奥の院からわき道に逸れていきます。コンクリートや玉石で整備されており、非常に安全で歩きやすいのですが、延々と続く坂道は、かなり体力が回復したとはいえ、まだまだ本調子で無い私にとっては、結構な負担です。
セミや蛙の声に混じって、法螺貝の音が聞こえ、世間とは全く隔絶した空間に、静かな時間が過ぎて行く反面、明日からの仕事の段取りが頭をよぎります。
突然、大きくて不思議な空間が目の前に現われました。

近鉄電車経営のケーブルカー(近畿日本鉄道生駒鋼索線)の無人駅です。ホームに上がると、なんと全てが階段。人家もお寺も何も無いこの場所に、何のために作ったのか、全く不明、トイレすらありません。バイクツーリングで何度も北海道等の無人駅で宿泊したことのある私ですが、流石にこの雰囲気には押されてしまいます。ボーッとしていると、なんとケーブルカーがやってきました。私に乗車の気配が感じられないのか、運転手は、ドアも開けません。謎の無人駅と遊園地に向かう土派手なケーブルカーのコントラストが、より可笑しな空間を作り上げます。

気を取り直し、ハイキングコース基い、過酷な階段地獄を登り続けます。汗をかきかき、何とか生駒山上まで上りきりました。そこには、レトロチックな生駒山上遊園地が広がります。なんと、この遊園地は場内フリー入場で、門すら無いという、非常に大胆かつ太っ腹な経営を続けています。特に、飛行機塔は、1929年の開園と同時に設置されており、日本最古の大型遊具と言われている。この飛行塔は、太平洋戦争中には、海軍の防空監視所として使用されたことから、軍事用の鉄資材として接収されなかった歴史を持ちます。




平日の朝の遊園地は、不思議な空間です。SF映画の未来都市にも見えますし、廃墟のようにも感じます。
また、一瞬自分がおとぎの国に迷い込んだ、不思議の国のアリスになった気分になるのは、断食で脳に十分なグリコーゲンが回っていない、危ない状態であるだけでは無いかもしれません。


さて、10時前です。11時の最後の昼食までに、道場に戻る必要があります。
下り坂で無理をして膝を痛めてもいけませんので、ケーブルカーを利用するため切符を購入して・・・・。なんと、ケーブルカーのドアが閉まり、私をホームに置いて、降りていきます。私に、ケーブルカーに乗る気配が無かったのでしょうか。それとも、こういう役回りか゜私の人生の立ち位置かと、悩んでしまいます。
意を決して、登ってきた道を降りていきます。流石に下りは早いです。あっと言う間に梅屋敷駅を横目に、生駒昇天宝山寺に到着。再度、お参りをして、道場に戻りました。
昼食は、七部粥と茄子のおひたし、寒天。断食道場の最後の食事をゆっくりといただきます。色々な、思いが頭に浮かびます。昨年の断食、その後の減量、今回の断食、仕事の失敗・・・・、なんや、下に落ちることばっかりやがな!


先生に、最後のカウンセリングをいただきました。断食中の人体維持には、大柄な成人男性で1500キロカロリー必要なんだそうですが、あまり動くと、そのカロリーが筋肉の維持に使われてしまい、身体の自然治療に使われないそうです。ですから、今回の私は、ちょっと動きすぎで、もう少し安静にしておいた方が良かったとのことでした。ただ、下の苔に変化があり、最後に健康体の舌になったのは、デドックスがうまくいった結果だそうです。私的には、3日間の完全断食を経験し、少しでも精神的に成長出来たこと、目標体重の5キロが落ちたので、良しとしています。
番外編として、以下に断食中に食べたいと思ったものを羅列します。
盛りそばのだし汁赤だしの味噌汁草団子つぶあん(こしあん、白あん、栗あんは不可)ドライフルーツの中でも、赤い色のイチゴ、ブルーベリー、ブドウ等汁の濃く多い親子丼甘い大きなあげの入ったきつねうどんゴマ豆腐甘いヨーグルトコロッケの皮だけ天理スタミナラーメン牛丼つゆ沢カラアゲの皮ゆかり(梅干のしそを干して、粉にしたもの)醤油の沢山かかったカツオ節
結論として、塩気、糖分(動物性じゃない)、油っ気を欲しがっているんですね。焼肉なんて、全く興味が湧きませんでした。



2013年5月17日金曜日

断食道場6日目 回復断食 静養院断食療養所 奈良 生駒 信貴山 生駒聖天宝山寺 回復断食3日目


平成22年8月17日(火) 断食道場6日目を迎えました。


会社の書類に上司の承認が取れず、脂汗を流して困っていたら、「紫電改さんっ」と誰かの声。
気がつくと、朝食を抱えた先生が、微笑んで立っていました。
まだまだ、俗世間から抜け切れていません。(笑)
恥ずかしいことに、爆睡して夢の中にいたようです。

朝食をいただく前に、計量を行います。昨日より0.5キロ、入所以来4.5キロの減少となりました。
目標値の5.0キロにはあと少しですが、回復食に入りましたので、届くかどうか微妙です。
入門時からの体重の推移をグラフにしてみます。本断食と回復断食の日に、あまり差が出ていません。原理的には、本断食の日の方が、減り方が大きいように思うのですが、おそらく、空腹を紛らわすために、大量に水を飲み続けていることにも、原因があるのかもしれません。

さて、冷めないうちに朝食をいただきます。
お粥が六分粥になり、量も少し増えました。
塩分を含む、塩こぶが非常に美味しく、一切れずつ食べます。
断食道場に入ると、塩分が恋しくなります。やはり塩分は、人間の生命維持に必要なんですね。
日課となった生駒聖天宝山寺にお参りに行きます。
やはり食事をしている身体は、パワーがあります。
一昨日までは、老婆にも階段で追い越される始末でしたが、今日は、ターボが効いたように、ズンズンと坂道を登っていきます。調子に乗って、奥の院まで足を延ばしました。すると、断食仲間の男性とばったり出会いました。この方は、14日間の入所で、7日間の本断食をされています。痛風治療とのことです。日焼して、筋肉逞しい方なんですが、かなりお酒が好きそうな感じです。
奥の院までの坂道は、まさにスピチュアル。高い樹木に囲まれた細い石段の両側に、延々とお地蔵さんや不動明王が並びます。

このまま生駒山上まで足を延ばそうかとも考えましたが、断食明けで本調子で無いことや、11時の昼食に下山が間に合うかどうか気になったので、断念しました。引き返す勇気も大切ですね。

生駒聖天宝山寺の売店で、お土産を買います。全部で六千円也。今までどんだけもらいっ放しやねん!売店のお姉さんもびっくりしていましたが、まあ、出獄祝いということで・・・。(笑)

11時、昼食が運ばれてきます。予想通り、ゆで卵の黄身の乗ったポテトサラダです。
こんな量の食事を待ち遠しく思い、大切のゆっくりと食べるようになった自分は、昨年の断食依頼ですね。

今日も、生駒駅までケーブルカーで降ります。「何しょう。あっ散髪しよう。明後日から、会社や!」
我ながら、間抜けな思考です。断食明けで、まだまだ頭は本調子じゃないようで・・・・。
白髪が気になる歳にはなっておりますが、さすがに白髪染めの染料の身体への負担が気になり、散髪だけにします。顔剃りをしてもらって、椅子を起こしてもらった瞬間、一週間前の私とは、明らかに違う私が鏡に映っています。目がシャープになり、顎が若干ですが・・・・(おいっ、誰や突っ込んどんのは!)尖っています。「嗚呼、断食万歳!!」

16時の夕食です。
今度は、ひじきと豆の煮物が沢山出て来ました。ポイントはコンニャクですね。明らかに、大腸への負担が増してきます。

ネットを開いていると、こんなニュースが速報で出ていました。

イランサッカー界のスタープレーヤーで、「アジアのマラドーナ」、「テヘランの魔術師」と評されるアリ・カリミ選手が、イスラム教で定めているラマダンまたはラマダーン(断食月)中の断食を、再三の警告にも関わらず、行わなかった理由で、所属チームのエスティルアジンから解雇された。同チームがウェブサイト上で発表した。イランの法律では、ラマダン中は、全てのイスラム教徒は断食の実践が義務付けられており、同選手はこれに従わなかった。
尚、ラマダンは、イスラム暦に定められた一ヶ月間、飲まず食わずの断食を行うが、日没から日の出までは飲み食い自由で、スーパーからは、買占めで商品が無くなり、かえって太る人もいるとのこと。

気候が厳しい国だし、家でゴロゴロしているんじゃないので、気持ちは判るんですが・・・・・。

浜村淳の「さて、お電話です。」の声が聞こえてきます。そう、私のケータイの呼び出し音は、浜村淳なんです。ちなみにメールは、「さて、お手紙です。」・・・・・・・。
電話をかけてきたのは、NHKのドキュメンタリー番組のプロデューサー。私の昔の趣味の世界のことで、二回目の電話取材です。今回の番組に貴重な資料となったものを、既にネットオークションで数万円のお金に変えてしまったことが悔やまれますが、あまりにもニッチな世界の話なので・・・。

19時、大先生の巡回です。「紫電改さん、明日までですね。おめでとうこざいます。」との言葉と一緒に、修了証と色紙を頂戴しました。色紙には、「断食療法とは、体内の過剰栄養分の消耗と重要臓器に対する積極的安静と潜勢せる潜在能力の活用と病気予防にある」と達筆で書かれてあります。また、修了証には、3日間の断食と書かれています。昨年は2日間だったので、この言葉が非常にうれしく感じます。

今回の断食で感じたのですが、断食道場にいる間のアンダーカロリーな状態は、頭脳の動きを極力落とし、体力の浪費を防ごうとします。また、我ながら、人の意見に素直に従います。
戦争中、捕虜に満足な食事を与えずに強制労働をさせるのは、食事の欠乏により、満足な思考と体力を奪うことが、暴動や脱走の防御になるんですね。
また、修行僧に、肉食を禁じたり、韮や大蒜を禁じるのも、修行の邪魔となるんですね。
おそらく、断食しながら、思索をしても、なかなか新しい発想は出て来ないでしょう。ただ、自分にも他人にも素直になれることは確かです。


尚、ご参考までに、以下にWikipediaの断食記事を転載しておきます。

断食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索 
断食(だんじき)は、一定期間食事を意図的に絶つ禁欲行為。最低限の生命維持のために水を飲む場合もある。
食糧を摂らないことを「絶食」(ぜっしょく)または「不食」(ふしょく)とも言い、一定期間(一般に48時間から72時間)絶食すると体は食糧の供給が停止したと判断して体内に蓄積していた栄養を消費する能力をもっている。この体内に蓄積した栄養が続く範囲なら、食事を摂取しなくても生命を維持できる。


以下のような多様に富んだ事項を目的とする断食がある。
古来から多くの宗教で修行の一形態としての断食。 
抗議手段(ハンガー・ストライキ)のための断食。 
健康法(デトックスなど)としての断食。 
医療手段を目的とする断食(断食療法)。英語ではファスティング(fasting)。 
上記のファスティングを応用したものも含むダイエット(正しい方法・指導に沿い実行しないとリバウンドする危険性もある)としての断食。 
自身の思想を世界に訴えることを目的とした断食(ピースフードen:Food for Peace)。 


目次 
1 断食(絶食)の物理的な効果 
1.1 起き得るデメリット 
2 医療手段としての断食(絶食) 
3 断食(絶食)ダイエット 
3.1 全国断食施設の例 
4 宗教的な断食 
4.1 バハーイー教 
4.2 仏教 
4.2.1 上座部仏教 
4.2.2 大乗仏教 
4.2.3 天台宗 
4.2.4 肉食について 
4.3 キリスト教 
4.3.1 『聖書』における断食の記述 
4.3.2 カリスマ系教会 
4.3.3 正教会 
4.3.4 末日聖徒イエス・キリスト教会 
4.3.5 プロテスタント教会 
4.3.6 ローマ・カトリック教会 
4.4 ヒンドゥー教 
4.5 イスラム教 
4.6 ジャイナ教 
4.7 ユダヤ教 
4.8 シク教 
5 抗議手段としての断食 
6 断食を扱った作品 
7 脚注 
8 関連項目 
9 外部リンク 
断食(絶食)の物理的な効果 
食べ物を摂らない場合、人間の体はエネルギーを取得する方法を探すようにできている。グリコーゲンや脂肪に蓄えられた脂肪酸、さらには蛋白質の組織からブドウ糖を引き出す。
体や脳、神経組織は新陳代謝のためにブドウ糖が必要である。まず一日二日断食すると、筋肉からグルコースが生成されるようになる。さらに断食を続けると代謝が変わり、脂肪から脂肪酸をつくりそれがエネルギー源となる。筋肉や心臓、肝臓は脂肪酸を直接エネルギー源とすることができる。このことで筋肉の減少ペースが落ちる。しかし脳は脂肪酸を栄養とすることができないので、断食して三日ほどたつと肝臓において脂肪酸などを分解してケトン体(アセトン他)が生成されるようになる。それによって脳やその他の臓器はグルコースではなくケトン体を主要なエネルギー源とするようになる。
当然だが、脂肪や蛋白質を分解しつくせば死に至る。運動状態や外的状態にも大きく変化するが、適温状態で安静にして水分を適切に摂取した場合、餓死するには一ヶ月以上要する。ただし、水分、塩分の補給のない場合、筋肉が痙攣を起こし易く、心臓など循環系臓器にそれを起こした場合は、この限りではない。つまり、水分、塩分の補給さえあれば、平均体重の者の場合、理論的に一ヶ月は断食を行うことができる。
起き得るデメリット 
エネルギーの供給を絶つことにより、エネルギー不足と身体が判断し、身体の組織が破壊される。脂肪だけでなく筋肉、骨、毛髪なども、その対象になる。但し短期の断食のおいてはこれが解毒効果をもたらす場合がある。実際、上記のいずれの宗教的断食もそれが元で死に至ることはほとんどない。
断食をすることでエネルギー不足になり、身体がエネルギーをため込もうとする。その結果、リバウンドがおきる(#断食(絶食)ダイエット参照)。 
3食をバランスよく食べたほうが、身体によいとの意見は近代栄養学に多い。 


医療手段としての断食(絶食) 
断食は多くの現代病に効果があるという主張がある。その論拠としては、人間の体は、消化吸収することがない状態に入ると、自然に体にたまった毒素を排泄する作用、デトックス効果があるということである。例として、カネミ油症事件における油症患者のダイオキシン類の排泄量が増え、症状が軽減することが観察されている[1]。
その他に麻酔薬を必要とする外科手術の準備として絶食を行う。麻酔をかける際に体内の食べ物によって不都合が生じる場合があるため手術の数時間前から患者は飲食しないことを強く勧められる。また健康診断の際に食事によって指標が変わらないようにするために絶食を求められる。
なお、断食をするとある時点で宿便(腸のひだに溜まった便)が排泄されるという話があるが、現在では科学的根拠がなく、内視鏡でも確認されていない。

断食(絶食)ダイエット 
断食は、ダイエットに使用する場合は、リバウンドを避けるため一定期間の回復食が必要である。回復食とは断食後いきなり普通の食生活に戻るのではなく、少しずつ摂取カロリーを増やしていく期間の食事を指す。断食した日数と同じ日数は回復食ですごす必要があるといわれる。回復食を失敗した場合(断食後にいきなり普通の食事に戻ること)は、かえって体の体質は断食前より悪くなるため(断食ダイエットのリバウンドはここで起こる)、断食ダイエットは回復食がすべてであるといっても過言ではない。回復食は一般家庭では難しいと言われており、近年は全国に断食道場、ファスティングホテルと呼ばれる施設が増えている。ここでは合宿の形態をとりながら数日間の断食を行い、その後のもう数日間のアフターケアまで泊り込みで一括して行なう。

全国断食施設の例 
FASTING CLUB-MIU 
IARP根府川ヨーガ道場 
NPOリフリレッシュ学園 - 東京 熱海 桐生 
アイウェルネス伊豆高原 - 旧伊豆健康センター, 静岡県伊東市 
はぎのさと健康道場/断食道場 
ヒポクラティック・サナトリウム 
ひもりぎ庵 
やすらぎの里 - 伊豆 
リフレッシュの森(リフレッシュ断食道場)埼玉県にある断食道場 
愛知断食センター 
伊豆健康センター 
五色県民健康村健康道場 - 公的断食施設 
彩美工房 
桜坂ガーデン 
宗教法人大宇宙教信貴山断食道場 - 奈良県 
週末断食道場 - 広島市西区 
食エコロジー 
森の家 
身心健康堂 
西式健康法断食道場 
静養院 断食療養所 - 奈良県生駒市  
石原ゆうみ断食道場 
断食ホテル高原館 
藤城式断食キャンプ 
那須断食道場 - 栃木県那須郡那須町 
南阿蘇健康苑 
熱海断食道場 
熱海断食道場 体質改善総合研修所 
八ヶ岳断食道場清里健康館 
北東北東洋医療健康村 - 岩手県岩手郡滝沢村 
里山リトリート 


宗教的な断食 
宗教行為など精神的な理由から断食を行うことがある。宗教的な断食、精神的な理由の断食は紀元前から人間の習慣として存在する。『新約聖書』、『旧約聖書』、『マハーバーラタ』、『ウパニシャッド』、『クルアーン』でも言及されている。
イスラム教のラマダーン月における断食(日の出から日没までの半日は一切の飲食をしない)が特に有名である。また、ユダヤ教・キリスト教にも定期的な断食がある。仏教では、煩悩を克服・滅却するために断食を行うことがある。宗教的探求の手法のひとつとして行われる場合がある。数日の断食においても、意識がすっきりして来たり、五感が敏感になったりするなどの覚醒効果があるとされる。空腹による幻覚の効果と考えられている。
バハーイー教 
バハーイー教では、バハーイー暦の高尚の月(3月2日から3月20日)の間、日の出から日没までの間行われる。断食の間は完全に食物と飲み物を断ち、喫煙も禁止されている。断食は祈りの義務と共に最も重要な義務の1つであり、15歳以上の者は断食をしなければいけない。
仏教 
上座部仏教 
上座部仏教の僧侶は律(vinaya)に従い、正午の食事以降は物を食べない。これは断食とは考えられておらず、むしろ瞑想を補助する修行の手段である。仏教において断食は苦行であり、中道から逸脱したものとして拒絶されると一般的に考えられている。
大乗仏教
大乗仏教の僧侶は経典上は食事に関して制限されていないが、慈愛の心を育む必要から肉食を避けている。その結果として精進料理のように肉を含まない料理が生み出された。
天台宗 
比叡山延暦寺で行われる修行の一つ、千日回峰行においては、堂入りと呼ばれる荒行が行われる。足かけ九日間にわたって断食・断水・断眠の中、真言を唱え続ける。命をも落としかねない荒行であり、生還しても平均して15kgは体重が落ちるという。
肉食について 
なお、仏教では肉食(にくじき)を制戒していると一般的にいわれる。しかし、釈迦が最後に純陀によって供養されたスーカラマッタヴァという料理が一説には豚肉料理であったともいわれることや、釈迦在世の初期仏教で、提婆達多の分派をめぐる問題から知られるように、釈迦は肉食禁止そのものは賛成しなかった。したがって上座部の仏教徒においては「柔らかい豚肉」とする事に抵抗を感じなかったといわれる。したがって完全な肉食禁止はない。

キリスト教 
キリスト教では、いくつかの宗派や教会において断食が行われている。一方、他の宗派では外部の習慣であるとして行われていない。


『聖書』における断食の記述 
モーセは神の山にいる40日間断食をした。(「出エジプト記」34章28) 
ダビデは家臣ウリヤの妻バト・シェバとの間にできた息子が、姦通とウリヤを殺害した罰として神によって病気にされたとき、断食をした。それにも関わらず、息子が死ぬと断食をやめた。(「サムエル記」12章15-25) 
イエスは40日間荒野で断食した。(四旬節参照) 


カリスマ系教会 
カリスマ系教会において断食はより神に近づく探求のために実行される。週に1日か2日、定期的に実行される。ジョン・ウェスレー、チャールズ・ウェスレー、ジョージ・ホワイトフィールドが始めた、初期のメソジストのようなホーリネス運動では健康法の一種として定期的な断食を行った。
正教会 
詳細は「大斎 (東方正教会)」を参照
正教会では、大斎をはじめとして年に4回の断食(斎)の期間があり、暦の中で重要な位置づけにある。断食の期間は動物や魚の製品、オリーブ油(または全ての油)、ワイン、蒸留酒を断つ。
断食は耐えるものではなく、自分の不節制を認識し、他人へ施すことで神により近づくための経験である。断食によって節約したお金は地域のチャリティーや直接貧しいものへ与えられる。多くの教徒にとって祈りと施しの無い断食は役に立たない、あるいは有害であると考えられている。
末日聖徒イエス・キリスト教会 
末日聖徒イエス・キリスト教会(通称はモルモン教)では断食の間は食物と飲物を完全に断つ。通常は月の初めの日曜日が断食の日に設定されており、2食を断つことが推奨されている。多くの信者は前日の土曜日の夕食から断食を開始する。断食によって節約されたお金は困っている人を助けるための断食献金として教会に寄付される。
プロテスタント教会 
プロテスタント教会では、宗教改革の際に断食は外部の習慣であり個人の救済は決して得られないと批判した。一方でアングリカン・コミュニオンと統一メソジスト教会のようないくつかのアメリカのプロテスタント宗派は2回の悔悟の季節四旬節と降臨節の一部として断食することを奨励している。他のプロテスタントの宗派では典礼の伝統は別として、祈りと同様に重要な宗教的な行為の1つであると考える。


ローマ・カトリック教会 
詳細は「大斎 (カトリック教会)」を参照
ローマ・カトリック教会の断食は、1日の食事を十分な量(動物の肉を含む場合もある)を1回と少量を2回(朝食と夕食)にする。食事の間で固形物を食べるのは許されていない。また、小斎の期間は動物の肉を食べない。
ヒンドゥー教 
ヒンドゥー教において、断食は欠くことのできない重要な要素である。個人個人の考えと地方の慣習に基づき、異なる種類の断食がある。エカダシ(14日間周期の月相の11日目)またはプルニマ(満月の日)のような特定の日に断食を行う。 個人の信念や信仰している神によって1週間の特定の日に断食を行う。
断食の方法はばらつきが大きい。厳密なものは前日の日没から翌日の日の出の48分後まで食物と水を断つ。それ以外に1日に1食に制限する、ある種類の食物を食べない、ある種類の食物のみを食べる等の方法がある。どの場合でも、断食期間中はヴェジタリアンでない者も含めて動物の製品(肉、卵を含む)を食べたり、触れたりしてはいけない。

イスラム教 
詳細は「ラマダーン」を参照
イスラム教ではラマダーンの月の間、日の出から日没まで断食が行われる。断食中は食べること、飲むこと、喫煙、性交が禁止される。ラマダーンはイスラム暦の月の1つで、断食はイスラム教の信仰で最も重要な活動の1つである。
断食によってアッラーフ(神)が命じたこと行い、逆に禁止された全てから遠ざけることでタクワ(神を意識すること)を増やす。断食を行うムスリムは多くの罪から助けられ、ジャハナム(地獄)から守られる。
イスラム教の断食は単に食べ物と飲み物を断つだけではないと考えている。断食は嘘をつく、騙す、下品な話、口論、喧嘩、淫らな思考をしないことも意味する。つまり、断食中は良い振る舞いをすることになる。また、断食によって貧乏で空腹な兄弟が感じるものを感じることで連帯感を生む。その上、ラマダーンの月は寄付を行い、日没後に食事を共にする。ラマダーン以外にも自発的な断食がある。


ジャイナ教 
ジャイナ教では様々な断食の形がある。1つの形式は翌日の夜明けまで食べ物と飲み物を断つ。別の形式では食べ物を断ち、沸騰している水は飲んでもよい。そのほかに、食べ物の種類を制限する形式もある。スパイスとして塩とコショウのみを用いて、レンズマメと味気ない食べ物だけを食べる。ジャイナ教の教えによれば、断食によって欲望と情欲を抑えることで業を取り除く助けになる。また断食により自発的に死に至るサンサーラという儀式がある。ジャイナ教において、サンサーラは自殺ではなく完全に知識と意図を持って行う儀式である。サンサーラの性質上、長い時間をかけて人生を振り返る時間が与えられる。自分の人生が目的を果たしたと感じた場合、誓いを立てる。サンサーラの最終的な目的は肉体の浄化と欲望を捨てることである。


ユダヤ教 
ユダヤ教の断食は食べ物と水などの飲み物を完全に断つ。食べ物の匂いをかいだり、薬を飲んだり、歯を磨くことさえも禁止されている。年に6回(ヨム・キプル、ティシュアー・ベ=アーブ、ゲダリヤの断食、テベトの10日、タンムズの17日、エステルの断食)の断食を行う。
安息にすることが聖書により定められているため、ヨム・キプル以外の安息日に断食を行うことは禁止されている。ヨム・キプルはトーラーで明確に決まっている唯一の断食の日である。ヨム・キプルは1年で最も大事な日とされている。バル・ミツワーになった男性あるいはバト・ミツワーになった女性は断食を義務として行う。ラビから許された命にかかわる重い病や出産直後の女性だけは断食を免除される。ヨム・キプルは安息日と同じように仕事を行ってはいけないという制限がある。家の外に物を運ぶ、電気を使う、料理をする、車に乗る、電話を使う、書き物をすることは禁じられている。さらにティシュアー・ベ=アーブにも断食が行われる。ヨム・キプルとティシュアー・ベ=アーブでは男女ともに日没から次の日没まで丸一日断食が行われる。それ以外の4回の断食では日の出から日没まで断食が行われ、男性は必ず断食しなければいけないが女性は病気や弱っていて断食が困難であればラビによって免除される。


シク教 
シク教では医療的な理由による断食を除き、断食を推進していない。シク教の教祖は、断食は個人に対して精神的な利益にならないとしている。シク教の教典であるグル・グラント・サーヒブでも断食や日々の儀式、自己規律は報われないとされている。そのため、多くのシク教徒はいかなる種類の断食も行ったことが無い。


抗議手段としての断食 
ハンガー・ストライキ参照。

断食を扱った作品 
『断食芸人』(フランツ・カフカ) 


脚注
小栗一太、赤峰昭文、古江増隆 『油症研究 30年の歩み』 九州大学出版会、2000年6月。ISBN 4-87378-642-8。298-302頁。 



関連項目 
正教会#斎 
大斎 (東方正教会) 
大斎 (カトリック教会) 
ハンガー・ストライキ 
餓死 
ダイエット 
入定 
即身仏 
長南年恵 
ブリザリアン:水を中心とした液体を摂取するだけで生活している人々(BRETHARIAN) 
en:Food for Peace:平和を築くために“食”というフィールドにおいて出来ることに関する提案 


(Wikipedia英語版によるピースフードについての記事)
デトックス 
ダイエット
リバウンド

2013年5月15日水曜日

断食道場5日目 回復断食 静養院断食療養所 奈良 生駒 信貴山 宝山寺 回復断食2日目



平成22年8月16日(月) 断食道場5日目を迎えました。



















さて、朝の計量です。入所以来4K減少です。昨年は、この時点で、5.3K減っていましたので、若干、減り方がゆるやかですが、昨年より20K近く落ちたことになるので、良しとします。断食中の減量より、退所後、一般生活に戻った時の生活をうまく過ごすことが、断食減量のコツであることは、昨年、経験済みですので、あまり気にしません。
ただ、断食道場入所中に体重を落とすコツは、兎に角、大量の水を飲むことです。この道場の井戸水は、とても美味しいのですが、味が単調で、飽きてしまいます。私は、生駒聖天宝山寺に散歩に行く際、自販機のミネラルウォーターを飲んで、休憩します。同じ水なんですが、メーカーや銘柄で、微妙な味の違いが楽しめます。断食中ならではの、経験ですね。
7時の静坐が終わって、朝食が運ばれてきます。朝食予想が外れて、昨日は3食とも重湯でしたが、今日は、三分粥が出てきました。何が嬉しいって、カツオの佃煮の醤油味です。それと、味噌汁!味噌汁のいい香りが、ジトジトした男の汗の臭いが充満した四畳半の部屋に漂います。「あー、美味しい! 有難い!」思わず、声が出ます。平常時なら、5分で食べてしまうような量の食事ですが、30分近くかけて、ゆっくりと愛しみながらいただきました。




















朝食後、生駒聖天宝山寺に散歩に行きます。昨年も断食期間中、毎日、お参りをしたんですが、このお寺の参拝者駐車場には、やたら高級車が並びます、どう見ても、率が異常です。よほど、ご利益があるんでしょうか。確かに、一千万円を超える寄進社の石碑が並びますが・・・・。
11時の昼食が運ばれて来ました。三分粥は変わりませんが、おかずは、ほんの少しだけボリュームが増えています。美味しい! ちくわの八宝菜! 人参のような、硬さのある食べ物も、五日ぶりです。

昼食後、今日も生駒の街に出かけます。といっても、何を買うわけではありません。だだ、ブラブラして、本屋で立ち読みするだけです。断食で頭がボケているので、「欲しい、やってみたい。」という欲求が薄まっているように感じます。
16時に夕食が運ばれてきます。今度は、タケノコの煮つけが出てきました。昼食で人参、夕食でタケノコと、少しずつ繊維物が増えてきて、胃に負担がかかり始めます。このあたりが、大正時代から続く、この断食道場のノウハウなんでしょうね。ここでの生活は、16時に夕食が出ますので、17時には、くつろいだ気分になります。




2013年5月12日日曜日

断食道場4日目 回復断食 静養院断食療養所 奈良 生駒 信貴山 宝山寺 回復断食1日目



平成22月8月15日(日) 断食道場4日目です。
いよいよ、回復食が出てきます。

嬉しさに、5時には起きて、庭をウロウロします。
体重を量ると、入門時から3キロ減。ここまでの目標が3.5キロなので、少しだけ足りませんが、まずまずといったところです。

正直、まだ1日位は本断食していたい気分ですが、ここは、先生の立てたプログラムに大人しく従います。
さて、7時過ぎの朝食です。
当然、脂の乗ったベーコンや、甘いスクランブルエッグ、フワフワのクロワッサンなんて出てきません。
出てきたのは、コップ1杯の重湯(お粥の上澄み汁)と梅干し1個。
ザラザラになった口に、重湯をゆっくりと少しだけ含みます。
フワッと甘さが口の中に広がり、頬が落ちそうに痛みます。
ゆっくりと愛しむように喉に落とすと、干からびた土に水がしみ込むように、食道を通り、胃の中に落ち、スッと胃の中できえていきます。

続いて、梅干しを少しだけ千切り、口に入れます。
「おーっ!」、思わずため息が出てきます。

重湯も、梅干しも、平常時ならこんなに美味しく、有難くいただくことはありえません。
1日、汗まみれで働いた後の1口目のビールが、この世の最上の美味さといいますが、そんなもの比べ物にならない美味しさです。

少ない量ですが、お腹にドーンと力が出てきました。

借りてきた、DVDを見ます。
「野生の証明」。公開時、私は中学2年生でした。
この頃って、角川映画の最盛期ですね。
莫大な予算で、CM打つので、映画を見ていないのに、何か内容を知っているという、不思議な映画です。あっ、ラジオの深夜放送、オールナイトニッポンで、ラジオドラマをやっていたので、知ってるんですかね。それとも、結末まで解説する、浜村淳のラジオの影響でしょうか。
高倉健若い! 薬師丸ひろ子の「お父さん怖いよ。誰かがお父さんを殺しにくるよ。」と、「ネバーギブアップ!」のセリフが、妙に頭に残る映画です。
加えて、中野良子がいい。この頃の女優って、凛としていて、いいですね。

さて、昼御飯です。朝と同じ、重湯です。
こんな食事ですが、3日間何も食べなかった私には、すごいご馳走です。



そうそう、昨年のこの重湯の写真。アングラ雑誌に無断転載されていました。「ググッてはいけない世界」か、「入ったらどーなる」という雑誌だったと思います。

午後からは、東生駒まで出かけました。徒歩、ケーブルカー、近鉄電車と、結構大がかりです。目的は、電器量販店でマッサージ機に乗ること。私は、フィミリ社のマッサージ機に惚れ込んでおります。

舌の痛さが強いので、トイレで、あんぐり口を開けて、舌を見たところ、白いコケが生えています。それも、見たことの無いような分厚いコケ。東洋医学で「舌苔(ゼッタイ)」、西洋医学で、「糸状乳頭」と呼ばれる、舌の表面に存在している先の尖った突起のことだそうです。ネットで調べると、断食で毒素が出ているとか、身体に水が溜まっているとか書かれています。断食反応の一つですね。

さて、16時の夕食です。
昨年は、ここで二分粥が出てきました。
おかず何かなぁ。チョコレートパフェを待つ、女子中学生のようなオヤジと化した私は、かなり危ない状態です。

!   !   !

なんと、また重湯 ! 。
思っても見ない展開です。
ガッカリした反面、1日半断食を続けたと考えれば・・・・。
飢餓に耐えた私としては、重湯であっても、有難い食事です。

明日は、二分粥
食べられるかなぁ。

2013年5月9日木曜日

断食道場3日目 本断食 静養院断食療養所 奈良 生駒 信貴山 宝山寺 本断食3日目


平成22月8月14日(土) 断食道場3日目です。
3日間、完全に固形物を口にしないのは、初めての経験です。
昨晩から、肩・腰・頭痛が始まりました。断食反応が出始めたようです。
断食をすると、胃腸に何も入って来ないので、消化に必要なエネルギーを運ぶ血液が不要になり、身体の弱い部分に集中し、悪いところを治していくんですが、その時には、何らかの反応が出てきます。これを断食反応と呼びます。ここを乗り越えると、身体がすごく軽くなるそうなんですが、いや~辛い!
昨年は、本断食2日で、断食反応は経験しませんでしたので、この後、どんな痛さが出てくるのか、想像もつきません。

また、びとい水便が出ました。固形物を口にしていないので、本当に水便です。
2日間、お通じが無かったのですが、まだお腹に残りがあるんですね。
米糠を水に溶いたような感じで、何の臭いもしません。
体調に不安があるので、朝の日課の宝山寺へのお参りは、中止しました。午後から元気なら、行ってみたいと思います。

体重計に乗りました。昨日より0.5Kしか減っていません。
期間中目標を5Kで設定してすので、1Kは落ちて欲しいところです。

午後になって幾分具合も良くなったので、出かけてみることにしました。
足が重く、宝山寺の階段がゆっくりしか登れません。
老夫婦にも、追い越される始末です。だ

洗剤を買いに、生駒駅前までケーブルカーで降りてみました。
このケーブルカーは、生駒聖天宝山寺と生駒山上遊園地までのアクセス用なので、子供かお年寄りの利用率が異常に高い公共交通機関で、座席に座っていても、一見壮健そうに見える私は、断食中といえども、席をゆずるハメになってしまいます。

コンビニに入ると、からあげクンの香りが・・・・。
断食で、匂いに敏感になっているのでしょう。
今日は、かなり空腹を感じます。
ミネラルウォーターを買いましたが、隣に並んでいる缶コーヒーが、恐ろしいまでのオーラを放っています。クリーミーな口当たり、砂糖の甘さが頭を駆け巡ります。危険になった自分に気づき、サッサとコンビニから出ました。

ここの断食道場は、お金を預かる制度が無いので、外に出歩いて、アメ玉くらい食べることは可能なんですが、明日の朝に出る、重湯の味や退所時の達成感が、全然違ったものになるでしょう。

午後からは、舌がカサカサになってきました。これも断食の影響だそうです。

体重を量ります。なんと、朝より600g増えています。
断食中は、水をガブガブ飲むので、その影響でしょうか。

入門以来、一番辛い1日が終わっていきます。

2013年5月5日日曜日

断食道場2日目 本断食 静養院断食療養所 奈良 生駒 信貴山 宝山寺 本断食2日目


平成22年8月13日(金) 断食道場2日目です。

昨晩は、ご無沙汰している懐かしい友人に電話したり、リラックスして過ごしました。

断食中、多くの体重を落とす秘訣は、水を沢山飲むこと。
新陳代謝を促し、身体の老廃物を尿として流します。
最低でも1日に2リットルは飲む必要があるとのことです。
ここの水は、井戸水なので、抵抗無く、美味しく飲めます。

一昨日の夕飯から、36時間食事をとっていないことになります。
お腹は空いていますが、昨年の経験もあり、精神的にかなり余裕があります。
焼けつくような飢餓感もありません。ただ、雑誌に掲載されている食べ物が気になり始めました。
脂の乗った、ハマチの刺身が食べたい!

さて、朝の計量です。ゆっくりとゆっくりと体重計に乗ります。
計量時のボクサーの気持ちが少し判ります。
早くも、1.5キロの減少!順調です。


近くにある、宝山寺に散歩に行きます。
このお寺の参道には、鳥居があります。
神仏分離がすすむ前に創建されたお寺なので、天神さんも祀られています。
その昔、近鉄の経営が悪い時に、宝山寺が賽銭を貸したことがあるそうです。

宝山寺の後に、近鉄生駒駅周辺を散策しました。
宝山寺門前で栄えた街並は、雰囲気がありますね。

うろうろ動き回りますが、本断食2日目にも関わらず、眩暈もありません。
気温が涼しいことにも助けられているのでしょうね。

2013年5月4日土曜日

断食道場1日目 本断食 静養院断食療養所 奈良 信貴山 生駒聖天宝山寺  本断食1日目



平成22年8月12日(木)
さて、1年ぶりのご無沙汰です。
懲りずにやってきました断食道場。
奈良県生駒市宝山寺の門前にある、静養院断食療養所という断食道場です。近畿や関西には、いくつかの断食道場がありますが、こちらは大正時代が続く、伝統ある断食道場です。

断食、それは究極のダイエット。めっちゃ簡単! 食べないんやから、痩せないわけがありません。流行の言葉では、ダイエット合宿とでも言うんでしょうか。

昨年は、入門日が近づくにつれて、ビクビクしていたのですが、今回は懐かしい場所に赴くかのような楽しい気分で、生駒山を登ってきました。

今回のプログラムは、7日間の滞在中、本断食3日、回復食4日。昨年より1日本断食を長くするとともに、身体へのダメージを考慮して、回復期間を1日延ばしたものとなっています。

プログラム
1. 昨年 予備断食2日、本断食2日、回復断食3日
2. 今年 本断食3日、  回復断食4日

プログラム内容
1. 予備断食 食事の量を減らす期間で、お粥がどんどん薄く、少なくなっていき、最後は全く米の形が無い重湯だけと梅干しの食事になる。
2. 本断食     完全に何も食べない期間。井戸水はOK。 
3. 回復断食 全く米の形の無い重湯から、病気の時に食べるお粥まで戻す期間。 完全に動きが停止した胃腸をびっくりさせないように、ゆっくりと戻していく。

一日の流れ
  7時  静坐
          朝食
  9時  館内放送による健康講和
11時 昼食
16時 夕食
         前後にシャワー、但し2日に1回、本断食中の洗髪は不可。
18時 静坐
19時 大先生の巡回
21時 消灯

昨年、断食道場に入門して、食事の好みに変化が生じ、合計18キロの減量に成功した私は、今回、滞在期間中に5キロ、退所後、5キロ、合わせて10キロの減量を目指します。
昨年、職場の環境が安定せず、変な疲労が溜まり、急に肥満が進んだこともあり、思い切って入所した断食道場でしたが、空腹への耐性が高くなり、2食抜くことも平気になりました。

今日も、先生のご指示で、入所までの体力維持を目的に、朝からポカリスエットを飲んだだけで、一切の食べ物は、口にしていません。

ビグラシ(蝉)の鳴き声を聞きながら、ゆっくりとする時間は、何物にも変えられない、貴重な時間です。

パソコンを開くと、えらい円高で、株価暴落・・・。
何をしてるのやら・・・。

18時、お正月に聞く、琴の音(春の海)が放送されます。静坐の時間です。静坐とは、般若心経を3回、静坐の辞というオリジナル?文言を唱和する夕方の行事ですが、強制参加ではありません。しかしながら、個室のこの道場では、他の入所者と顔を合わせることもあまりありませんので、参加してました。ゆっくりと黙想すると、ツクツクボウシ、ヒグラシ、ニイニイゼミといった蝉の声だけが聞こえます。
そうそう、昨年より、若い女性が増えた感じがします。ちょっと居心地がいいかも・・・・。笑

就寝前に計量します。 「」 2K太ってるやんけ! 自己嫌悪・・・・・。

2013年4月26日金曜日

土曜日の朝は天王山に登ります。




竹  萩原朔太郎

光る地面に竹が生え、
青竹が生え、
地下には竹の根が生え、
根がしだいにほそらみ、
根の先より繊毛が生え、
かすかにけぶる繊毛が生え、
かすかにふるえ。
かたき地面に竹が生え、
地上にするどく竹が生え、
まつしぐらに竹が生え、
凍れる節節りんりんと、
青空のもとに竹が生え、
竹、竹、竹が生え。

土曜日の朝は、例によって天王山の登ります。俗世間の垢にまみれ、欲や嫉妬で汚れきった私の心も、すこしは清められるでしょうか? 竹林もいい感じですね。高校の現代社会の授業で習ったこんな詩を思い出しました。朗読したところ、珍しく褒められたという稀有なケースで、おぼえているんでしょうね。

いや、断食まであと一ヶ月を切りました。緊張してきた~!

2013年4月20日土曜日

SBC新宿近視クリニック大阪院でレーシック手術をしてみる。


平成23年6月10日(金)

只今よりレーシック手術を受けに行きます。正午からの職場で代休をいただきましたが、仕事が立て込み、昼飯も食べず頑張った結果、退勤出来たのは15時。大阪市北区梅田にあるSBC新宿近視クリニックでの手術は16時半なので、結構ギリギリです。

さてレーシック、皆さんご存知ですか?レーザーで角膜を削り、近視を物理的に強制するアメリカ生まれの眼科手術です。近年、仕事でもプライベートでもパソコン依存が激しく、近視と乱視が進んだだけでなく、先日、自動車運転免許学校を卒業した中型トラック免許の書き換えに必要な深視力の検査不適合により、受術の決心をしました。眼鏡は持っているものの、なんかしっくりせず、ずっと辛抱していました。たまたまネットで見ていたんですが、昔は百万円位したはずですが、最近は8万円から出来るそうですね。

 レーシック手術の実施に当たって先ず必要なのは、医院選びです。私はネットのオリコンランキングを参考にしました。SBC新宿近視クリニックは、関西圏では第2位となっています。クリニックに連絡を取ったのは2ヶ月前。手術可能か適性検査を受ける必要があります。緊張してクリニックにお邪魔すると、綺麗なオフィスのような佇まいで、美しい受付嬢が優しい笑顔で迎えてくれます。問診票記入の後、視力や眼圧検査が続きます。最後に、麻酔の目薬をして、瞳孔を開いて、角膜の厚さを測る検査があります。これが大変で、眼を直接、ボールペンの先のような器具で何度もつつくのです。帰り道にトイレの鏡で眼を見ると、瞳孔が大きくなっていて、真っ黒な眼になっています。齢45歳、こんなに素直な眼になったのは久しぶりですね。(笑)瞳孔が開いているので、大変眩しく感じます。適性検査の時のサングラスは必需品です。さて、本日受ける手術は、プラチナ イントラレーシック アドバンス。色々なクリニックが色々な名前の手術をしますが、比較の結果、レーザーの機械の種類、フラップという角膜の穴の開け方だけの違いです。健康保険適用外の手術の為、価格設定にバラつきがあります。どのクリニックも最新の機械で劇的な効果を宣伝しています。NASAやアメリカ国防総省空軍が認めた手術と連呼しますが、別にそのクリニックが直接手術しているわけで無く、単にレーシック手術がアメリカで認められているという事実を記しているだけです。落ち着いて比較すると、同じ機械で同じ方法で手術、生涯保証が付きながら、価格が10万円も違うこともあるようです。私がSBC新宿近視クリニックのイントラレーシックアドバンスを選んだのは、コンピューターによる自動追尾装置の付いた機械での手術が、他のクリニックより安かったから。データをコンピュータに入力、自動での手術が行われます。

クリニックで承諾書に記名、捺印を行い、手術料金を前金で支払って、最後の検査を受けます。視力は0・3、0・15。さて、どうなりますか?診察室に通され、看護師から消毒と麻酔の目薬の点眼を受けます。この間、10分程度でしょうか。

次に診察室に通されて、フラップ作成です。フラップ作成とは、眼の表面の角膜表面をレーザーで円形に切り取り、眼の蓋を開ける作業のことです。手術台に寝かされて、瞼を小さな虫眼鏡のレンズを外したような器具で固定し、顔の上にレーザー機器をスライドさせ、準備完了。緑色のランプを見るように注意を受けながら、角膜表面に切目を入れていきます。怖い!料金先払いの意味が納得出来ました。フラップ作成のレーザー作業は片目で20秒程度です。あと10秒、5秒と先生がカウントダウンをしてくれるので、助かりました、痛さはありませんが、目を開いていることが苦痛です。

フラップ作成が終わりました。視界が悪く、モヤがかかったようです。しかしながら、自力で歩ける状態です。看護師に手を引かれ、次の手術室に。いよいよ、レーザー手術です。

再び手術台に寝転びます。先ほどと同様、緑のランプを見ておくように指示があります。右目のフラップを捲られると、緑のランプが見えなくなります。続いて角膜実質層にエキシマレーザーを照射して削り、屈折率を修正します。レーザー照射は15秒程度でしょうか。焼け焦げたような強い臭いがします。角膜を洗って、フラップを戻し完了。続いて左目の手術を同様の手順で行います。

手術後、休憩室で10分程度休み、感染症予防と痛み止めの目薬をもらって帰途につきます。帰宅途中に、フラップがめくれないか、若干の不安もありましたが、クリニックで貸してくれた、防塵機能付の保護メガネは助かりますね。眼は真っ赤に充血し、涙がボロボロ出続けます。しかしながら、レーシック手術後に良く出る光のにじみ ハローが多少あるだけで、ぎらつきであるグレアは、私にはありませんでした。帰宅途中の電車で気づいたのですが、今まで見えなかった車両内吊広告も文字が、妙なくらいに鮮明に見えます。一方で、近くが少し見えづらい感じがします。その夜は、眼に負担がかからないよう、早めに寝ました。

平成23年6月10日(金)

翌日、手術の痛みは無くなっていました。依然として、近くのモノは見えづらい感じがします。特に携帯メールは打ち難いです。

翌日検査の受診にSBC新宿近視クリニックに行きます。このクリニックはは、事前の適正検査、手術当日、翌日検査、一週間検査、3ヶ月検査と5回の通院が必要です。

視力検査を受けると、右目1.2、左目1.2が出ました。しかしながら、左目は検査のCの字が2つに見えています。乱視が残っているようです。

先生に呼ばれ、診察を受けます。「綺麗に仕上がっています。」の言葉にホッとしました。

明日から、新しい生活が始まるような気持ちに、久しぶりになりました。

帰宅時に、自動車教習所に立ち寄り、深視力検査の練習をさせてもらいましたが、以前、あれだけ苦労していた検査がうまく行きました。これで、免許の申請にも行けます!


平成23年6月19日(日)
一週間検査に来ました。左目の乱視も無くなり、両目とも視力1.5を記録しました。
とにかく、今までと視界が違います。特に我が家の液晶テレビで見る、大自然の画像は、これまでに感じられなかった立体感が出て、シャープに見えます。
一方で、老眼が出てしまい、さしあたり、100円ショップで老眼鏡を買いました。辞書等の小さい字は、老眼鏡が必要です。(笑)

平成23年6月26日(日)

今日は、大阪府門真市にある、門真運転免許試験場にやってきました。目的は、誕生日が近くなり、免許の更新をする為です。必要な手続きを終え、視力検査です。バッチリ! 視力1.5はダテじゃありません。レーシック効果ですね。写真もいい感じです。断食の効果もダテじゃありません。(笑)
医院名 地域 口コミランク 種類 初診料 認可 詳細 品川近視クリニック 東京 名古屋 大阪 福岡
口コミ イントラ / Z / ラゼック / フェイキックIOL / イントラ角膜リング / 老眼治療 無料 
SBC新宿近視クリニック 東京 首都圏 銀座近視クリニック 角膜内リング治療 / クロスリンキング治療 錦糸眼科 増田記念アイケアクリニック カメラレーシック / コンベンショナルイントラレーシック 南青山アイクリニック ナチュラルビジョン高輪クリニック 神戸クリニック 神奈川アイクリニック(旧神奈川クリニック眼科) 銀座近視クリニック 安淵眼科 オリコン顧客満足度ランキング

2013年4月18日木曜日

京都市右京区にある愛宕山に登ってきました。

京都市右京区にある愛宕山に登ってきました。 標高942メートルですが、頂上には、火伏の神様で有名な、愛宕神社があります。
1582年5月、明智光秀は戦勝祈願のため愛宕神社に参拝し、「時は今 雨が下しる 五月哉」の歌を詠み、本能寺に宿泊している織田信長を討ちました。

神社ではありますが、参拝まで、階段に続く階段で、往復5時間を要す、大変厳しい道のりです
京都外国語大学の友人は、体育の出席が足りず、補講で愛宕山登山を行い、無事単位を修得した程ですから、それなりの大きな負荷がかかります。

私は、若い頃から、身体と精神を鍛える為、愛宕山に登ってきました。
お盆休みなんかは、毎日、登っていたこともありました。
ところが、ここ8年間、一度も足が向いていません。

今日は、来月に迫った断食を前に、今の自分の精神力と体力が、どの程度残っているのか確認したいとおもいます。



愛宕山には、名勝清滝から登ります。足がつらないように屈伸します。
お助け水と呼ばれる湧き水で。喉を潤します。
杉が雷?で焦げています。
頂上までの残りが判る標識が有難いです。
階段が・・・・。

またまた階段が続きます。正に階段地獄・・・・。

二十五丁目、丁度半分のところの山小屋で休憩します。


そしてまた、階段・・・。
「人生とは 重き荷を背負うて坂道を行くがごとし」by徳川家康
三十丁目の山小屋です。落書きが多いのが、残念ですね。
天狗が住むという大杉です。
少し、平坦な道が出てきました。助かった~!
京都市内が一望できます。
山小屋がある度に、休憩します。しかし、この建築位置は、絶好の場所にありますね。
昔は、お茶屋で、団子なんかを売っていたそうです。














山小屋の床には、蟻地獄が・・・・。なんか象徴的です。








また、階段。









そして、山小屋。









7月31日~8月1日は、千日詣です。














そして、また登ります。













おい、この階段、殺す気か!













門が見えてきました。黒門です。













おい!








おいおい!


















おいおいおい!



























遂に来ました!愛宕神社本殿です。

「エイドリアーン!やったぞ~!」と叫ぶ

ロッキー・バルボアの気持ちが良く判ります。

樒を買いました。愛宕山は、神仏習合の信仰なので、
榊じゃないんですね。

本殿参拝。
愛宕大権現は、困難に耐え切った者だけをやさしく迎えてくれるような気がします。

月輪寺コースから、帰ります。
愛宕山登山コースの時間目安です。但し、時間は下山の折なので、ご注意下さい。

空也の滝。月輪寺コースのハイライトです。
明日は、ひどい筋肉痛でしょう。でも、若い頃の様には動かない身体でも、ゆっくりと歩みを止めず、最後までやり遂げた満足感で一杯です。