2013年4月10日水曜日

断食道場の七日間を終えて・・・・。

断食道場での生活を終えて、四日が経ちました。
ここで、断食道場での生活をまとめて見たいと思います。

・断食道場の効用

今回の断食道場生活で得た、最も大きなものは何でしょうか。
ダイエット効果は勿論ですが、何と言っても、心身ともに疲れがとれたことです。
仕事の疲れが溜まって、お盆や正月休みに七日間以上ゴロゴロしたことは、これまでにも何度もありましたが、今回程、疲れがとれたことはありません。
おそらく、他の断食道場のように、座禅や気効の修行があれば、今回程、疲れが抜けたと感じることは無かったと思います。長年悩んでいた、肩こりも無くなりました。

達成感も大きかったと思います。もし、七日間のうち、一口でもポカリスエット等のジュースや飴玉を口にしていれば、こんなに爽快な達成感を味あうことはなかったでしょう。
我慢して本当に良かったと感じています。

胃が非常に縮みました。これは、一般生活に戻っても、変わることはありません。
一昨日、飲み会がありましたが、ほとんど食べれません。昼食も、女子中学生が食べるような小さなお弁当を食べています。まあ、10日もすれば、元にもどるでしょうが・・・・。

精神的に、ポジティブになったように思います。愚痴愚痴と文句を言わなくなっている自分に気がつきました。

空腹が怖くなくなりました。これまでは、空腹を満たさないと、仕事でスクランブルがかかっても、耐えられないように思っていましたが、体内の脂肪をエネルギーに変えていけるという自信が大きく作用しているのかもしれません。


・断食道場に入門するにあたって注意点

断食道場の生活で、私が個人的に気になった点を記しておきます。

建物が古く、色々な虫が多いので、夏場は殺虫スプレーは持参すること。夜間、蚊等の虫が気になっても事務所には誰もいないので、対応してくれません。

夏場は、風通しの良い部屋を選ぶこと。クーラーはおろか、扇風機すらない部屋です。風通しが良ければ、少しは暑さも気が紛れます。
なお、トイレは簡易水洗なので清潔ですが、便槽自体は汲み取り式なので、部屋と風向きによっては、臭いがしますので、注意して下さい。

場所的に、何も無いところなので、乾電池等、身の回りの品物は多めに持参すること。

夏場は、団扇は必ず持参すること。山の中腹なので涼しいのですが、やはり団扇は必要です。

消臭ファブリーズを持参すること。普段なら気がつかないのかもしれませんが、断食をすると嗅覚が鋭敏になります。私はかなり鈍感な方だと思いますが、今回は臭いにはかなり参りました。枕や座布団に頭や足の臭いがついているように思うのです。

快適さを求めるのではなく、不便さを楽しむこと。

静坐は、出席しなくても全く大丈夫なので、安心して欠席すること。

井戸水を沢山飲むのには、ペットボトルが便利。500mlが使いやすい。

21時に消灯なので、夜間にテレビを見る場合用に、イヤホンを準備しておくと便利です。

庭の散歩用に、サンダルを持参すると便利です。

断食でつらいのは、食事が減っていく2日間だけで、本断食中、回復断食中は、それほどつらいものではありません。というより、ヒマをつぶすのが大変です。ただ、意外な程に寝られるので、ゆっくり寝て下さい。昼寝をしすぎると、夜中に寝られないのではないかと考えるのですが、体力が落ちていますので、いくらでも平気で寝られます。

もし、うまく時間が合えば、是非、また入門したいと考えています。
そして、その折にはもっと長い日数でお世話になりたいと考えます。
リピーターもかなり多い様子です。全く、心配いりません。

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