2011年8月16日火曜日

断食道場5日目 奈良県生駒市 断食療養施設「静養院」⑤

平成23年8月16日(火)
未明から、激しい腹痛がありトイレに行ったところ、激しい下痢に見舞われました。
何も食べていないのに、黒い便沢山出ます。ネットで調べると、どうやらこれが宿便のようです。
宿便の定義は諸説ありますが、胃腸の壁の奥に溜まった古いカスや、これまでに胃腸の機能が追いつかずに溜まっていたもので、これを除くことで、体内毒素を排出するデドックス効果が期待出来るそうです。

さて、7時過ぎに、朝食が運ばれて来ました。
5日間の本断食が完了、あと3日間、三食の食事があたります。

本断食明けは、停止していた胃腸がびっくりしないように、コップ一杯の重湯と梅干し。
重湯を少し口に含みます。甘い味が口の中に拡がり、喉を通る時にスッと消えていきます。
この瞬間の為に、断食しているような気もします。クライマックスですね。
何も食べていないどころか、お茶すら飲んでいなかったので、普段ならあまり美味しくない重湯も、とても貴重な食べ物に感じます。
続いて、梅干しを少しだけ千切って、口に含みます。頬が痛い! 位に美味しく感じます。
ほんの少しの食事ですが、長い時間をかけて、ゆっくりとゆっくりと、おいしく頂きました。

少しの食べ物が身体に入っただけで、この余裕は何でしょうか。
テレビで高校野球を見てすごします。
作新学院対八幡商業高校。
なんと、九回裏の攻撃を残すところで、「シャワーどうぞ。」の声。
折角なので、ゆっくりと身体を洗いました。

その後、11時の昼食、16時の夕食と朝と同じ重湯と梅干しが続きました。

0 件のコメント: