2009年9月23日水曜日

武庫川一文字、タチウオを狙って半夜釣り

シルバーウィークとなった9月21日(月)、兵庫県西宮市の武庫川一文字に、タチウオを狙って半夜釣りに行ってきました。
前週に、大釣れしていたので、大混雑を予想していたのですが、意外に空いています。前々日から下降線とのこと。
餌になるドジョウ3匹とキビナゴを買って、甲子園にある港から、渡船で沖の一文字防波堤に渡ります。

フカセ釣りのワイヤー仕掛けにキビナゴを取り付け第1投。時々回ってくる、サゴシやサワラの同時狙いです。
続いて、ドジョウの引き釣りの準備をします。
この釣り場では、手元が暗くなった頃はドジョウの引き釣り、食いが止まったらキビナゴのフカセ釣りに切り替えるのがセオリーです。活性の高い夕マズメは動きのあるドジョウを盛んに追うのでしょうね。
投げ込んでおいたキビナゴ仕掛けに誘いをかけると、ウキが一瞬で消しこまれました。リールのドラッグがギリギリと悲鳴を上げ、竿が満月に曲がっていきます。
タチウオとは明らかに違う強引でスピードのある引きです。一瞬、セイゴ?と思いましたが、独特のエラ洗いがありません。
格闘の末、何とか手元に寄せてきたのは、サゴシ(サワラの小型)です。準備していた玉網で救おうとするのですが、何と潮が引いていて、防波堤にしゃがんでも、網の柄の長さが30センチほど短く、水面に届きません。
防波堤から落ちそうになりながら、大きく身を乗り出し、何度も失敗しながら、やっとのことで無事ランディング。
ジャスト60センチの初サゴシです。アイスボックスが小さくて入らないので、メキメキと音をさせながら、尻尾を折り曲げて、無理矢理詰め込みました。

手元が暗くなってきました。そろそろタチウオタイムです。ドジョウテンヤをゆっくり巻いていると、ガツンという根がかりのような手ごたえがありました! 満月にしなった竿を、グッと立てて辛抱していると、竿が徐々に反発してきます。タチウオのペースにならないよう強引に巻き上げ、一気に防波堤に抜き上げます。目の覚めるようなシルバーラインと、透明の背びれをくねらせた魚体が、頬を緩ませます。(笑) 指3本の魚高、まあまあのサイズです。地合を逃さぬよう、早々に仕掛けを再投入。その後、何とか2本のタチウオを追加して、納竿。
今日の獲物は、サゴシ、タチウオ3本と大釣れではありませんが、お土産としては十分な釣果で満足した今年初めての釣行でした。

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